寺社仏閣 ご朱印の旅

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ブログが面倒くさいので、掲示板で紹介していま~す。よろしくお願いいたします。
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また27、兵庫の旅 - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:38:29

久しぶりの投稿ですが…、昨今の豪雨やら猛暑やらで地球はどうなってしまうんだ~と、気になっているのは、地球の地軸がズレているとか、太陽の黒点が現れないなどの現象。日本にも異常気象がもたらす多大な影響に、昔は「地震、雷、火事、おやじ」(下2つは違うか…)な~んて言っていたけど、それはもう当たり前で、増えつつある天災は、もはや避けようがないリスクの中、生きるのも難しい時代になってきたと実感する。
…で、暑い…暑すぎる最中に旅行記を書くのもグータラになってしまい、なかなか思うように進まないが、汗をかきかき…、今回行きました…といっても7月ぐらい(忘れた…)に行った旅を紹介。

布引の滝 - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:39:46

名古屋から新幹線で新神戸駅へ。今回の旅は、神戸13仏霊場の第6番札所である大龍寺を目指し、ちょっとした登山をする。大龍寺へはバスでも行けるが、土日祝日のみの運行となっていて、平日は1本もない。なので、片道1時間半ぐらいかけて歩く行程で、その途中途中には滝やダムがあり、神戸の再度山、摩耶山、六甲山へとつながるハイキングコースとなっている。
駅の観光案内所で地図を頂き、新神戸駅1階からすぐ、高架下をくぐり北へと抜けると、もうそこからハイキングコースとなっていて、最初の目的地「布引の滝」の案内看板があり、矢印の方向へ行く。すでに滝の音が耳に届いていて、水しぶきをあげ、白い瀑布が流れ落ちるイメージが浮かぶ。
ベンチのある広いスペースにたどり着くと、目の前に最初の雌滝が現れ、駅からこんな近いところに滝があるんだぁ~とちょっと驚。
「布引の滝」は、案内所でもらったパンフレットによると、この地は「布引」と呼ばれ、摩耶山、再度山の水を集め、六甲山系の水源で、雌滝、鼓ヶ滝、夫婦滝、雄滝と、布が垂れて落ちるように見えるとこから総称して「布引の滝」と、この名がついたとされている。ちなみに、華厳の滝、那智の滝と共に日本三大神滝とされているようで、徒歩5分ごとにそれぞれの滝を見ることができるとのこと。
雌滝を写真に収め、順番にそれぞれの滝を見、雄滝のとこまで来ると、高さ43mと、布引の滝の中では最長で水しぶきが風にあおられ飛んでくる。三大神滝と言われるだけあって、確かに神が宿っているかのように荘厳すら感じる。見ていても飽きないほど、滝壺に落ちる水煙の凄まじさに吸い込まれるかのようにしばらく凝視してしまい、マイナスイオンを浴びながらしばらく観賞~

写真は雄滝

五本松堰堤 - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:41:08

川沿いの山道を登り、「猿のかずら橋」までくると滝山城跡への入口看板がある。戦国期に城主だった荒木村重が謀反を起こし、信長に攻め落とされた城で、頂上には石碑だけが残っているらしい。その入口の橋を越え、濃緑が光るモミジの木々が覆う森の中を、川のせせらぎを聞きながらしばらく歩き、すがすがしい。登山初級者にはうってつけの行路で、ちゃんと整った道や道標が立っているのでわかりやすい。登山服姿の人が慣れた足取りでスイスイ私を追い越し、この地ではハイキングコースとしては有名なところなのだろうと納得。
「五本松隠れ滝」というとこまで来て、写真を撮りながら少し休憩し、石段や急坂を上がると、見た目はレンガっぽい造りで仕切られた巨大な壁が見える。あれが水を堰き止めているダムだなっというのがわかり、さらに石段を上がると、大きな貯水池が広がり、「布引五本松堰堤」と刻まれた石碑が、記念写真を撮ってくださいといわんばかりにある。
写生するにはもってこいの場所で、遠くの緑が映える山々に、湖畔かと思えるような水面には空の雲が映り、水面の上を歩くかのごとく細い橋がハイキングコースの道程として続いている。その橋を振り返りながら歩くと、遠くの上空にはロープウェイの“籠”がひっきりなしに稼働しているのが見え、絵になる。紅葉の時期を想像し、さぞや、すばらしい景色が広がることだろうと、なかなかにこの光景を目に焼き付け、貯水池沿いの道を進む。

市ケ原 - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:43:02

時間にして45分ぐらい経っただろうか。再度山と摩耶山方面に行く分岐点である市ケ原という場所に到達。山小屋のような茶屋だろうか、営業はしてない様子だが、鎖につながれていないワンちゃんが暇そうに登山客をもてなすようにウロウロしている。登山客に癒しを与える存在だろう「看板犬」に別れを告げ、茶屋から河川敷へと石段を下りると、キャンプやバーベキューができる河原が広がり、ごつごつした石を除けながら川に架かる簡易な板の橋を渡る。
「再度山 大龍寺方面」への道標を確認し、今度は整備されたコンクリート敷の九十九折りの坂道をひたすら登り、前に進む。この日は台風が接近している影響で風があり、涼しいが、汗は止まらず、Tシャツはビショビショ。休憩がてら水分補給をし、ようやく大龍寺の山門が見える駐車場までたどり着き、心の中で「ヤッター\(^_^)/」と叫ぶ。
だが、境内はさらに坂道を上がらなければならず、山門前で小休止。

大龍寺 - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:44:33

大龍寺は摂津国88霊場で1回訪れている。この時は休日運行されているバスで参拝した記憶があるが、境内がどうだったか忘れている。
山門を潜り、さらに上へと続く右曲がりの坂道を上がり、そこから仁王門、さらに石段が「これでもか!」というぐらいに見えてきて、1時間ちょい登山をしてきた私はもう笑うしかない。
なんとか登り切った境内には不動堂や毘沙門堂などの建物があり、それぞれに手を合わせしばらく散策。
大龍寺は寺伝によれば、和気清麻呂によって再度山山頂近くの斜面に開かれたとある。弘法大師が唐に渡る直前と帰国直後の2度、当寺を参詣し、修行地である現在の再度山公園に修法ヶ原の地名が残っている(ネット参照)。
神戸13仏霊場の御朱印をお願いしようと寺務所内に入ると、「どうぞどうぞ」と冷たいお茶で労ってくださり、以前、訪れたときもおもてなしされたことを思い出し、「そうそう」とこの雰囲気を味わう。冷たいお茶はありがたく、しっかりと飲み干し、御朱印もいただき、お礼を述べ、再び市ケ原へと戻る。

布引ハーブ園(1) - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:45:54

今度は下りが続く坂道を歩き、市ケ原の河川敷まで来て、茶屋沿いの道に再び戻ってくると、摩耶山とハーブ園へ行く分かれ道の道標がある。市ケ原からハーブ園までは約2キロ(だったかな…)。
…といっても登山なので、その距離は平坦な道を普通に歩くのとは違い、疲労度がさらに増す。事前のネット情報調べでは、あるブログで、逆にハーブ園から下山された方の体験記を参考に、歩いて行けることを知り、今回の旅の計画に加えた次第で、ハーブ園とは砂子山の中腹にある植物をメインとした観光施設で、新神戸駅から西へ徒歩5分ほどにハーブ園行きの山麓駅、風の丘中間駅を経て、山頂駅へとロープウェイが運行されている。
なので、帰りはハーブ園に立ち寄り、ロープウェイを使って下山しようと考え、布引ハーブ園を目指す。
木々に覆われた登山道を進むと、段々、道幅が狭くなり、足元は生い茂る雑草で道筋が隠れ、分かりづらくなってくる。徐々に高見へと昇ると、1歩間違えば“奈落の底”。踏み出す足もゆっくりと慎重になる。休憩をはさみながら、ようやく明るい山頂に出て来て、ハーブ園施設の裏側に到着。イノシシ対策の門を開けて入り、達成感~。
とりあえず汗まみれのシャツを着替えたいと思い、トイレで着替え、ベンチで一休み~

布引ハーブ園(2) - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:47:07

大分落ち着いてから、ハーブ園の案内所でチケットを購入し、園内を散策。ウェルカムガーデンと呼ばれる広いエントランスには欧風建築の建物に、外で食事ができるレストランを始め、英国風のバラ園、約80種の天然オイルの香り比べができる香りの資料館と回り、目移りしそうなおみやげコーナーに、ハーブの鉢植え等販売している。
ハーブ園山頂駅からは、神戸の街並みが絶景で、しばらく眺めカメラに収める。
…と、園内のアナウンスが…「雷雲の発生によりロープウェイが営業を中止するかもしれません…」
「えっ、そうなの(心の声)」と思いつつ、空を見上げれば確かに雲は多いが、ところどころ晴れ間がさしているのを確認し、「まだ大丈夫」と判断、風の丘中間駅までのガーデンエリアを散策しに坂道を下って行く。

布引ハーブ園(3) - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:48:29

坂道を下ると「ハーブミュージアム」というエリアに、いろんな種類のハーブが展示してあり、手に触れて香りを嗅ぐ。看板説明では時間によって、ハーブガイドツアーというのがあって、ハーブについての知識を学ぶことができる。
家庭菜園のエリアではセロリやピーマンなどの野菜が植えられていて、ハーブとのコラボで“献立サラダ”のイメージを膨らませるのだろうか、おしゃれである。
道なりに進むと、ラベンダー園があり、摘み取った後だろうか、あの青紫の色彩は禿山のように薄い。ラベンダー園を過ぎると林の小道には紫陽花が脇を埋め、しばらく撮影に夢中になり時間を忘れてしまう。
「四季の庭」には、管理されている方々が忙しく手入れをしていて、「滝のパディオ」や「オリエンタルガーデン」といったエリアを見て回る。
道なりに下っていくと「風の丘 芝生広場」が広がり、遠くにユリ園の花が赤・黄と鮮やかに咲いていて絵になる。ゆっくりと散策し、風の丘中間駅に到着。ガーデン散歩はあっという間で、汗をかきかき苦労して登った山登りもすっかり忘れてしまい、最後はロープウェイで下る空中散歩を楽しみ、神戸の街並みを堪能するのでした~

神戸市立森林植物園(1) - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:49:50

新開地駅の近くのホテルに宿泊。翌朝、三田行きの神戸電鉄に乗車し、北鈴蘭駅へ。春に行った有馬温泉の時とは違い、朝のラッシュ時に乗り合わせたので、当たり前だが電車は満員。降りた北鈴蘭駅では近くに高校があるのだろう、学生たちに交じり駅前のバス停を目指す。
神戸市立森林植物園へのアクセスは、三宮駅から、昨日訪れた大龍寺のバス停を経由して終点、森林植物園までのバス路線があるが、土日祝日だけの運行であることは御存知の通りで、平日で公共交通機関を使うならば、2つ、みなと観光バスが運行する三宮―新神戸―桜森町バスセンター終点で、そこから15分ほど歩く行程と、北鈴蘭駅から直通の無料シャトルバスがある。HPを見ると、この時期、あじさい祭りの企画で無料シャトルバスがいつもより増便をしており、今回は台風が接近しているので、なるべく午前中に済ませようと、朝早くから訪れた次第。
バス停で待っていると、乗客は7、8人とまぁまぁこんなもんかと、名古屋から来ている人なんていないだろうなぁ~と思いながら、バスに揺られ、あっという間に到着。
入口ゲートで入園料300円を支払い(安い!)地図をいただく。目当てはあじさい。まずは北側に位置する多目的広場のエリアに、西洋あじさい園があるので移動。西六甲ドライブウェイの高架下をくぐり、すぐ、いろんな種類のあじさいが展示、植栽されている。
手毬のようなあじさい、額あじさい、全国各地方の変わった品種のあじさいがあり、写真に収めていく。一通りあじさい園を散策し、高架下へと坂道を下っていくと白いあじさい(アナベル)がいっぱいに広がりすばらしい。一輪の花もいいが、数百本まとまった姿もなかなかに迫力がある。充分堪能し、次へ。

神戸市立森林植物園(2) - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:51:07

南側エリアは広い。総面積142.6ヘクタールの規模で、冊子によれば、六甲山地の西側に位置し、世界各地の樹木を植栽し、四季折々の森の自然をコンセプトに風景を楽しむ植物園であるとなっている。
なので、地図を広げ、どう回ろうか思案し、まずは“あじさい坂”を下っていく。両脇にはあじさいが咲く坂をゆっくりと散策し、西側の森林が生い茂る区域へと行く。今はもう葉っぱだけだが、春に咲く桜やシャクナゲ、ツツジなどの木々が植えられているところもあれば、赤松やメタセコイヤの照葉樹区域があり、森林浴を楽しむ。
うさぎ小屋もある。金網越しから写真を撮り、まだ午前中だからか、動かないうさぎを見ては癒される。途中、道を歩いていると、後ろから「おはようございます~」と、職員らがゾロゾロと私を追い越し、よく見ると若人が多く、西門付近で教育実習のようなことをしている。植物に関する知識を学ぶのだろう、新入社員といったところか、真面目そうである。

神戸市立森林植物園(3) - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:52:28

西門からヒノキやスギの木々が並ぶ針葉樹の区域へと移り、トンネルを抜け、ヨーロッパ、アメリカ地区としているとこを過ぎると、カモシカを飼育している場所がある。
誕生日を迎えたカモシカを紹介しており、金網越しに遠くの斜面に1頭佇んでいて、「ああ、また人間が来たか」とちらっとこっちに顔を向け、何事もなかったかのように身動きしないままに。カモシカもまだ寝起きなのだろうと、こちらもパチリと写真を撮り、近くの長谷池というところへ移動。
長谷池には水草が浮かび、スイレンが見ごろを迎えている。太陽が照らす水面を見ながら、一周し、もう時期が過ぎた菖蒲が一輪だけ咲いていて、“仲間”は暑さに萎んだかのように退散したようで、この菖蒲も“元気”がない。
さて、今度は東側の道へと歩を進める。「ブリスベーンの森」という表示がしてある坂道を上がり、ブラシノキ(オーストラリア原産)という見慣れない、たわしのような花をカメラに収め、広い敷地に出ると、芸術作品のオブジェや西洋建築の休憩所があり一休み。冊子によると、この区域は国際港都「神戸」の姉妹都市提携を記念して作られた森で、他にも「シアトルの森」「リガの森」「天津の森」があるとのこと。
一息ついてから“各森”を散策していると、ある一角に、いのしし除けのフェンスが施されている。そういえば、散策していて、いたるところに盛土が設置されており、足跡(におい)を残さない?ための対策として、足跡に土をかぶせることをしているようで、この森では、野生のいのししが生息しているのがわかる。猪突猛進…、「こわいわ~」と思いながらも、ヘビとか鹿とかいるんだろうなぁ~と、この森は“山の主”と共生し、さすが「六甲山~」といった感じ。
園内の中央、あじさい園にやってくると、お客さんが大勢いる。2時間くらいは経っただろうか、この時間になると、来園客も多く、あじさいを愛で、楽しんでいる。今年はこれであじさいも見納めであろうと、充分飽きるほど堪能し、正面ゲートへと戻る。

カレーうどん - モリゾーのひとり言

2018/08/09 (Thu) 17:53:45

森林展示館がある管理事務所や売店のとこに来ると、ソフトクリームの看板が立っていて立ち止まる。この近くに弓削牧場という農場があり、そこでとれる牛乳を使用した食事ができるようで、昼前だが立ち寄ることに。お客さんは2、3人の中、カレーうどんとヨーグルト(ブルーベリー入り)を注文し、早速ズルズルとすすっていると、カレーの匂いに誘われた?のか、続々とお客さんが入店してきて、レジで同じカレーうどんの注文をしている。「カレーうどん、ハンバない」と、いつの間にか席が埋まってきて、レストラン並みに繁盛しだす。ヨーグルトもおいしくいただき、さすが牧場生産のことはあるな~と堪能~。
今回は台風が近づいていることもあって、正午近くに退園。登山、森林散策の旅となりました~

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