寺社仏閣 ご朱印の旅

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関・一宮の旅 - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:24:31

朝晩は秋の気配が感じられる季節となりましたが、まだ残暑が続く今日この頃、今回は、本来の御朱印めぐりから離れ、8月の花火を撮影…と、近場を探すが、平日の開催はやはり少ない。その少ない中から岐阜県関市と愛知県一宮市をチョイスし、行ってきましたよ~

関市花火大会(1) - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:25:29

名古屋・栄から美濃市行きの高速バスがあるので、それに乗って1時間ほど。関市の安楽山公園前バス停で下車。関市はもちろん刃物の街として有名であるが、美濃33観音霊場で各寺を訪れ、概ね3回ほど来ていて、花火大会で訪れようとは自分自身思ってもみなかった。
時刻は15:00ごろ。打ち上げ会場へ行く前に、コンビニでおなじみの夕食弁当と凍ったペットボトルを買い、津保川堤防沿いを目指す。バス車内の時から、なんだか雲行きが怪しい天気だったが、歩いている最中も天気雨が降り、不安が残りながらも会場へと急ぐ。
稲口橋(だったかな…)に到着し、すでに出店が並ぶ祭りの雰囲気の中、ちょうど警備員さんがいたので、どこで撮影したらいいかアドバイスをもらい、橋の下の河川敷に決める。河川敷にはすでに、ビニールシートが“予約”という形で場所取りされており、まだ人は少ない。陣取った場所で三脚だけ立て、ここからは“長い暇”が続き、対岸には消防車が来て、火花で火災を起きないように水を撒く光景、周りの景色、雷雲の多い空を眺めて、暇を持て余す。

関市花火大会(2) - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:26:35

18:00ごろになると、観客も増え始め、私の隣に御老人夫婦が「ここいいですか~」と座り、しばらく談笑。地元○○市から来たということで、関市の花火大会は3回ほど来ているんだとか。カメラを趣味にしていて、世界の各地へ旅行をし、モンゴルの奥深い土地やら峡谷、カナダでオーロラ等、独学で英語を覚え、“武勇伝”の話がつきない。カメラに出会って本当に良かったと、熱い話をし、その点は私も同じなので、「うんうん」と相槌を打ち、花火前の憩いの時を過ごす。
西の空に怪しい雲が覆い、稲光が激しく見え心配したが、19:30、打ち上げ時間となり、女性アナウンスが協賛された企業名を読み上げ、関市長の挨拶。
「まだ~」というお約束の野次が飛ぶ中、規制テープ以外の観覧場所にも座るマナーのない外国人や“縄張り争い”をしている地元民だろうか、その騒ぎように、関市はそういう“民度”というネット情報をあらかじめ知っていたので、舌打ちしながらもそこは無視して待ち望む。
カウントダウンの花火が「5」「4」と上がり、打ち上げがスタートし、そこからは撮影に集中。30分ほど経ち、御老人夫婦は途中退席し、軽めの挨拶で別れ、20:30終了~。後半は煙がもくもくと花火を邪魔し、きれいには見れなかったが、これも運なので仕方がない。終わりよければすべてよし、きっちり片づけをし、最終のバスの時間に間に合うように急ぎバス停へ行く。

尾張猿田彦神社 - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:27:36

安楽山公園前バス停からJR岐阜駅行きのバスに乗り、岐阜駅に着いたのは22:45ごろ。直行で駅近くのホテルで宿泊し、就寝。翌朝は10:00にチェックアウトし、近所のマクドで時間潰し。正午前に名鉄岐阜駅から出発し、名鉄一宮駅で尾西線に乗り換え、奥町駅で下車。駅から西へ真~すぐ木曽川に向けて歩いていくと、尾張猿田彦神社があり立ち寄る。ネットで知り、訪れた次第で、当日の夜は提灯祭りが行われ、鳥居にたどり着いたとき、提灯が飾られていて、夏~といった雰囲気。
尾張猿田彦神社は名前のとおり、主祭神が猿田彦命。瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が降臨の際に、道案内したことはあまりにも有名だが、天狗の原型でもあり、交通安全や旅行安全のご利益があるので、ここでお参り。縁起は面倒くさいので…ここを…https://www.sarutahiko-jinjya.net/information.html#02
街の小さな神社といった感じで、手水舎の近くには鯉が泳ぐ、ちゃんとした庭もある。お参りは社殿の中に上がってでき、サッシを開けると、感知器が反応したのか、巫女さんが現れ、「こんにちは」とご挨拶。お参り後、御朱印をお願いしている間、冷茶をいただきありがたい限り。花火大会のパンフレットがあったので、少し読んでみると、協賛されている企業名が3ページに渡って掲載されており、そんだけすんごい花火大会であることがわかる。
ここの神社からも花火が見えるそうで、御朱印をいただきお礼を述べ、社殿から見える花火を想像し、後にする。

濃尾大花火(1) - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:28:51

神社から南へ、コンビニに立ち寄り、弁当と冷凍ペットボトルを購入し、木曽川の河川敷へ向かう。屋台オープンの準備をしている人を見ながら堤防沿いに出ると、まだ誰もいない様子で、堤防の壁から頭一つ出して河川敷を見下ろすと、シートがいっぱい敷いてあり、ちらほらと人がいる。
時刻は14:00ごろ。とりあえず堤防沿いの場所に陣取り、三脚を立て、腰を落ち着かせると、しばらくして背後で「あの~、お客さん、すみません!」と声がかかる。振り返ると警察の方が車の窓から「そこは禁止区域なので…」とパンフレットをくださり、書いてある地図を指し示し、撮影可能場所を教えてくれる。「なるほど~」とお礼を述べ、堤防沿いを北へと移動。どおりで誰もいないはずだと、一人恥をかいた状態をかき消すかのようにそそくさとその場所に行くと、大会本部があり、そこから北のエリアがそうで、三脚を立てている人はまだいない。一人、年配の方がいたので声をかけると、その方もどこにしようか迷っている様子。…と、何だかんだ情報を共有し合い、その場に陣取ることにし、しばらく談笑。

濃尾大花火(2) - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:29:54

濃尾大花火は愛知県では2番目に人気のある花火大会。愛知県一宮市と岐阜県羽島市合同による花火大会で、木曽川を挟んで、それぞれの河川敷で打ち上がる。最大の魅力は何といっても10号玉が3発と20号玉が2発も上がる、とてつもない“大輪が花開く”ので、迫力、スケールが桁違い。過去のネット動画を見、「大きすぎる」「画角に入りきらない」など、相当大きい花火であることがわかり、この日のために買っちゃいました!広角レンズ!(安物だけど…)まだ、使いこなせてない広角レンズをいきなり、この花火大会で初使用しようと…
先ほど警察の方からいただいたパンフレットによると、打ち上げのプログラムが書かれており、15分間隔で“大きい”のが打ち上がるので、そこは何とか事前に予測がつくが、さて、どうなることやら…と、まぁ、なるようになれ~と思いつつ、まだまだ昼間の時間はたっぷりある。
…で、夕食の弁当を食べ終え、どこかで休憩していた先ほどの年配の方が戻って来て、屋台で売っていたからあげをごちそうになり、感謝×2。そこへもう一人、同じ年配の方が見え、話をする。2人は地元の写真クラブに所属していて、こちらの大花火も数回、撮影に来ているんだとか。からあげをごちそうしてくれた方は、作品が入選され、1位になったというから驚。「す、すごいじゃないですか~」とベテランの方とはつゆ知らず、尊敬の念で見てしまう。やっぱし何回も来て、場数を踏まないといけないなぁ~と実感し、花火撮影は改めて奥深いと思う。

濃尾大花火(3) - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:30:55

大分、人が集まりだした最中、河川敷で、熱中症になって担架で運ばれる人を見、注目の的になっている。せっかくの花火大会をこんな形で削がれるのは、かわいそうだが、自分自身も熱中症に対してはかなり気を使っている。帽子はもちろん、タオル、冷えピタ、虫除けスプレー、伸びをするなど適度な運動等をし、水分はこまめに取る。巡回している警備員を見ていると、腰には水筒がぶら下がり、熱中症対策に余念がない。備えあれば憂いなし、準備に越したことはないのである。
さて、辺りは夕景となり、人も増え始めてきて、いよいよ。年配の方は、去年に比べると、今年は一宮側で撮影される人は少ないとのこと。羽島側の堤防に流れたのか、はたまた同じところで撮影するのはありきたりで、どこか違う場所を狙って移動したのか、とにかく花火は場所取りが命なので、どこぞで撮影するかによって決まってくる。
19:30になり、一宮市長が手短に挨拶をし、スムーズにスタート。次から次に打ち上がるスターマインに、歓声が上がり、「これが濃尾大花火か~」と、やはり規模が違う。最初の10号玉の花火が打ち上がると、「おー!」と拍手拍手。「これが20号玉!」と大きすぎる花火に圧倒され、カメラのモニターで再生してみると画角に収まっていない。ズームで撮ってしまったので、上が切れてしまっていて、まだまだと思いながらも、あと3発“大きい”のが残っているので、次こそはと、ちょっとだけ撮影の集中力を解くと、周りの雰囲気がどよめいている。ざわざわと余韻が残り、観客は“静かな興奮”が冷めきらないでいる。確かに、打ち上がるときの「ドン!」という巨大な音、「ヒュ~」と“花開く”までの時間の長いこと、そして、“花開いた”花火の大きいこと、私の体験の中で、こんな花火一回も見たことない。
いや~、ホント来てよかったーと、心の中で何度も繰り返し納得。

濃尾大花火(4) - モリゾーのひとり言

2018/09/19 (Wed) 15:32:07

集中を切らすことなく撮り続け、3発の“大玉”も打ち上がるたびに歓声が上がり、20:45終了~。周りのカメラギャラリーも一仕事終えたかのように、お互い労い、年配の方もお疲れ様~と退散。規模の大きい花火大会の分、人も大勢、帰路に行列ができ、すごい人。
帰りは、会場から一宮駅へのシャトルバスが出ているので、それに乗って帰る予定だが、そういえば、花火が打ち上がっている最中、アナウンスで「シャトルバスの運行は22:00までで~す、早めに行動をお願いしま~す」と、実際は「早う帰れ」と言わんばかりの放送を何回も流していて、これってどうなの?と思ったが、明らかに22:00って無理でしょ!と、ツッコミを入れたくなる。
シャトルバスの発着場所まで行くと、当然、長蛇の列。名鉄バスが数台、ずらりと並び、ピストン運行している。運賃は300円。儲かってんなぁ~と思いながら、乗車できるまで待つ。結局、シャトルバス発着場所まで行くのに30分、シャトルバスに乗るまでに1時間、一宮駅に着いたのが22:50ごろと、覚悟はしていたが、ヤバい!名古屋に帰れるだろうかと不安になる。何とか最終に間に合ったが、やはり、現地での宿泊も考えないといけないと反省しつつ、「大人の夏休み~」といった感じで満喫しました~

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