寺社仏閣 ご朱印の旅

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ブログが面倒くさいので、掲示板で紹介していま~す。よろしくお願いいたします。
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岐阜の旅 - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 10:53:06

あけましておめでとうございます…って、遅すぎますが…いや~、正月早々、風邪をひいてしまいまして、なかなか、こちらの掲示板も疎かになってしまう始末。去年から今冬のシーズンはこれで2回も風邪をひいたことになりまして…気をつけないといけないですなぁ~。
…ということで、そんなこんなで今年もよろしくお願いいたします。
さて、去年行きました紅葉の旅をまだ紹介してないので、どうぞ。

養老公園(1) - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 10:54:12

今回の紅葉の旅も日帰り旅。岐阜県養老郡養老町にある有名な「養老の滝」。養老公園に行くには養老鉄道に乗らなければならない。名古屋からだと、三重県の桑名方面か、岐阜県の大垣方面からのアクセスがあり、どちらも距離的には同じくらい。余裕のある時間帯を優先し、大垣から行くことに。JR大垣駅に着くと、前来たときと雰囲気が変わっている。駅ビルができるのだろうか、駅前開発が進んでいて、工事中の壁が人の渋滞を招くかのように、改札は混雑である。
確か駅前にマクドかなにかがあったので、そこで朝メシを食べようと思ったが、こちらも工事中で、改札近くまで戻り、近くのコンビニでおにぎりを3個購入。養老鉄道ホームのベンチで出発までほおばる。
養老公園のモミジ狩りに行くお客さんで多いかと思いきや、この日は土曜日なのに車内は少ない。もう、紅葉も散り始めたのだろうかと心配もあるが、それよりも天気が曇りがちで、予報では晴れだったのに~と、空を見上げる。
養老駅に到着。駅の観光案内所の人が養老公園までのシャトルバスに乗る案内をされていて、土日祝日は無料で運んでくれるらしい。パンフレットをもらい、マイクロバスに乗車し、結局、紅葉メインの観光客でいっぱいとなり、心配もなんのその、期待が高まる。バスは「こどもの国」と呼ばれる施設で途中停車し、車窓からモミジの木々の“赤”が目に飛び込んでくる。公園の駐車場にたどり着き、ここからは歩いて散策。紅葉が見事すぎるほどにグラデーションが良く、撮りながら緩やかな上り坂を歩き、まずは養老寺を目指す。

養老寺 - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 10:57:11

不動橋から山の背景にした景色が素晴らしく、橋の上で記念撮影をしている人たちがいる。その橋を渡り、開けた境内に、鐘楼や不動堂、その隣には幼稚園があり、養老寺が兼務しているのだろう。
養老寺の創建は元正天皇の御代、源丞内(養老の滝が酒に変わったと伝わる養老孝子伝説縁の人物)が開いたのが始まりと伝えられている。その後、七堂伽藍が立ち並ぶほど栄えたが、戦国の兵火により焼失し、大垣城の城主、木村長門守政盛が現在地に小堂を再建した歴史(以下省略)がある。
不動堂の裏手には源丞内の墓もあり、しっかりとお参り。御朱印がいただけるというネット情報で、お願いすることに。インターホンで呼び出し、おばちゃんが幼稚園の施設から現れて堂内へと誘う。養老寺の説明を軽くして下さり、ちょっと談笑。養老の滝までどのくらいかかるかとか、今年の紅葉は暖かい気候もあって、12月初旬ごろまで長引くこととか、いろいろお話し、お礼を述べ後にする。

養老公園(2) - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 10:58:12

養老公園はいただいた冊子によると、明治13年に開発され、自然の地形と環境を十分に生かした「こどもの国」や体験型芸術庭園「養老天命反転地」、他にも「パークゴルフ場」や「キャンプセンター」と、園内には自然の中で楽しく遊べる施設となっている。一年を通して四季折々の景観が楽しめ、何と言っても「養老の滝」がメインで、30分ほどは歩かなければならない。
観光案内所や茶店が並ぶ通りを歩くと、「養老サイダー」や「飛騨牛のメンチカツ」の幟が立ち、店それぞれに活気がある。お土産は帰りにしようと、とりあえず次は養老神社を目指し、通りのモミジを愛でながら、撮りながら散策~。

養老神社 - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 10:59:20

渡月橋というとこまで来て、瓢箪の民芸品を売っている店が並び、養老に瓢箪?と何のゆかりがあるのだろうかと疑問に思うが、たぶん、孝子物語の水を瓢箪に汲んで老父に飲ませたということだろう、養老町では瓢箪が民芸品として売られている。
「養老神社」と刻まれた石碑のとこに到着。近くには養老の水が溢れ流れ、手水舎として柄杓(ひしゃく)が置かれている。観光客の一人が孝子伝説に準え、「飲んだらお酒かも」と冗談で笑いあっていて、その透き通った清流のごとく水が、確かに段々お酒かも?と見えてくる。
壁のような石段を上がり、境内には社殿、右手を見下ろせば、「菊水泉」なる泉がある。元正天皇が浴された美泉であると伝えられ、昭和60年に環境省から名水百選の指定を受けていて、奈良県にある元正天皇陵へ特別奉拝にて献水しているそうな。
養老神社は平安時代に編纂された美濃国神名帳に「従四位上養老明神」と記載されている古社で、菅原道真の御霊を勧請合祀し、昔は菊水天満宮などと呼ばれるようになったという。
さて、お酒に変わるという養老では有名な孝子伝説とは…毎度のこと面倒くさいので、養老町のHPに「孝子物語」のことが書いてあるので調べてね。
…で、そんな伝説に纏わる社殿でお参り。書置きの御朱印が板戸に貼られているが、ネット情報では、観光案内所にあるとのことなので、帰りに立ち寄ることに。養老の滝まではあともう少し、神社の雰囲気を味わいつつ、先へと進む。

養老の滝 - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 11:00:23

もみじ橋というところから段々傾斜が上がっていき、上を見上げれば、モミジの色合いが素晴らしく、撮りながらゆっくりと歩く。渓谷を歩けるように、今では整備された遊歩道になっているが、昔はどうであろう。ごつごつした岩肌があるところから、相当、山を削ったのだろうかと思える。
滝の音が聞こえ、下から望むことができるとこまで来ると、人だかりがあり、写真撮影で群がっていて、滝が流れ落ちる周りの岩肌からモミジが顔を出し、彩を添え美しい。
高さ30mの名瀑は、江戸時代、葛飾北斎が風景画として書き残したほどで、滝の水がお酒に変わったという孝子物語の伝説を聞いた元正天皇が行幸されて、自ら飲浴されたという話は先ほど紹介したが、はたして、お酒の味がしたのであろうか。その行幸されたエピソードもロマンがあって面白い。
石段を上がり、広い空間に出ると、滝壺の近くまで行き、マイナスイオンを浴びる。観光客の誰かがインスタに載せる写真のアイデアで、口の中に滝の水が吸い込まれるかのように、遠近法で撮っている人がいて、なかなかに笑える。そんな賑わいの中、見飽きることなく見続ける。

養老公園(3) - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 11:02:42

限をつけ、山道を歩きながら、本当にどこを見渡してもモミジの木々があることに、名所であると再認識。下った先の、仕切られたフェンスのとこに出ると、動物除けのため、開けたら閉めて下さいと、イノシシでも出没するのだろう、表示がしてある。
観光案内所のとこまで戻ってきて、養老神社の御朱印があるか尋ねると、「あ~、昔はあったけど、今はやってないよ~」と返され「え~(心の声)」と嘆いたが、こればっかりはしょうがない。諦めて適当に、おみやげ店に寄って「養老サイダー」と「柿ジュース」を買い、悠々散策。駐車場のとこに戻ってくると、そこそこの乗用車が止まっていて、公園とはいえ、広大な敷地の中で過ごす、格好の憩いの場に、近隣県民はよく利用する場所なんだぁ~と車列を眺める。まだ、他にも行きたいとこがあったが、今回は紅葉散策が目的なので、またいつか来たいと思い、無料シャトルバスに乗り帰還するのでした~

養老サイダー - モリゾーのひとり言

2019/01/24 (Thu) 11:03:43

旅行先に行って、その土地のサイダーを買うことがもう、趣味かのようになってしまっているが、そんなにサイダーなんて、どの土地も味は変わらない。基本は水がきれいな土地というところは間違いなく、玄人には違いがわかるだろうが、“おいしい”ということは確かだ。
養老サイダーも孝子伝説に準え、ひょっとして「酒」という意味からも、甘いのだろうか、いや、甘いのは当たり前だが、とりあえず飲んでみるしかない。
「やっぱしサイダー」という単純なCMのフレーズのような感想だが、思うに、ビンで飲むから「うまい」と感じるのかもしれない。シュワ~と浮き出る気泡1つずつに、養老の水のエキスが凝縮していて、旅の思い出がよみがえる。…なんて、オーバーな表現を思い浮かべつつ、飲み終えたビンが、毎回そうだが、しばらく捨てるには惜しく、結局捨てるのだが、オブジェとしても味わうのでした~

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